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題名 みんな猫が好き Looking for Lucky
登場人物
アルフ・・・メルマック星から避難してきた毛もじゃのエイリアン
♠︎ウィリー・・・タナー家のお父さん 地味な風体だが博学で多趣味
❤︎ケイト・・・タナー家のお母さん 家の中でもおしゃれ 料理はあまり得意でない
♦︎リン・・・しっかり者の高校生 ボーイフレンドの変わる頻度が早い
♣︎ブライアン・・・小学1年生くらいの男の子 おっとり・優しい子
ストーリー
タナー家の猫ちゃんラッキーが行方不明になります。いなくなる直前にアルフが催眠術をラッキーにかけていたことから、家族全員がアルフを疑います。食べたんじゃないか、と。アルフは容疑を晴らすために、どうするのでしょうか?
セリフ
キャラ名、「日本語吹替え」、(英語セリフ)の順で書いております。吹替えの内容が英語オリジナルと異なる場合もあるので、英語セリフの意味も書いております。
食卓の上で寝そべっているラッキー(猫ちゃん)にアルフが何か仕掛けているようです。
アルフ「まぶたが、だんだん重くなる」
(Your eyelids are growing heavy.)
eyelid = まぶた 2つのまぶたは複数形eyelids
grow = 徐々に変化して〜の状態になる
アルフ「おまえはもう猫じゃない」
(you are no longer a cat.)
アルフ「おまえはクリームパンだ」
(You are a bagel.)
= 「おまえはベーグルだ」クリームパンの吹替訳もなんだか可愛い。
ウィリー「何してる?」
(What are you doing?)
アルフ「わあ!おどかさないでよ」
(Hey, you scared me.)
日本語で「わ!びっくりした〜」と咄嗟に言う状況では
You scared me! と言います。
アルフ「ああ その・・・ラッキーに時計の見方を教えていたとこ」
(Um, I was... I was just teaching Lucky how to tell time.)
この場合、tellは「伝える」ではなく、
tell = 見分ける
tell time = 時計を読む
ウィリー「規則その一、絶対に家族の一員を食べないこと」
(Rule number one, we do not eat members of the family.)
ウィリー「目を覚ませ おまえはパンじゃない」
(Don't listen to him. You're not a bagel.)
催眠術にかかったラッキーの目を覚まそうとするウィリー、大変ね・・・
あれ、don't listen to himって、アルフの言うことを聞くなですよね。
himって、アルフ?
itじゃない!!
昇格おめでとう!!
初めて空から落っこちてきたときはit扱いだったのに、家族になったんだねぇ・・・
この後、ウィリーがケイトと子供達を迎えに行っている間にアルフが家を散らかしまくり、家中の食べ物を食い尽くしてしまいます。
ウィリー「毎月、食費がどれくらいかかると思う?」
(Let's talk a little about how much food costs.)
= 「食べ物がいくらかかるかについて、少し話そう」
a littleという装飾を外しても文が成り立ちます
例)Let's talk about how much food costs.
食べ物全般が、いくらくらいお金がかかるのか、地球の生活に不慣れなアルフに教えてあげようというウィリーの発言です。
アルフ「そうだケイト。このへんでそろそろ財テクでも始めたらどうかな」
(Yeah. Hey, Kate, you know, you could save a fortune by clipping coupons.)
=そうだケイト、あのさ、割引券を切り取ることで節約できるかもよ
save a fortune = save money = 節約する、貯金する
ずっと「在宅」って言っていると思ったら、今何度も聞いたら「財テク」でした。1980年代後半に流行した言葉らしいです。アルフが日本で放送されたのが1989年からなので、やはり「在宅」は私の聞き間違いです。私は当時、小学生だったので、そんな言葉は使ったこともありません。
ラッキーの姿が見えなくなり、ウィリーがアルフを疑います。
アルフ「さっき見たときは、窓から飛び出してったもん」
ウィリー「何かしたんだろう」
(And what were you doing?)
アルフ「そりゃ追っかけましたよ。フォーク持って」
(I was chasing him with a fork.)
アルフ「俺のいた星、メルマックじゃ、猫を食うっつうのは冗談なの」
(On melmac, a cat-fork joke is a classic.)
a classic = (名作ゆえ)お決まり、定番、傑作
ウィリー「どうだ、ラッキーを食べたのか?」
(ALF, did you eat Lucky or not?)
Yes か No か、答えを迫っています。
アルフ「約束は守ってます。絶対にうちの家族を食べないこと」
(Willie, I know the rules. We don't eat members of our family.)
ケイト「絶対にどこのうちの家族も食べないこと」
(We don't eat members of any family.)
セリフだけ見たら、だいぶ恐ろしい系の映画かと見紛いますわぃ。
アルフ「わかった きっと4次元の世界に入っちまったんだよ」
(Wel, maybe he got sucked into a parallel dimension.)
parrallel = 並行の、平行の
dimension = 次元
3次元はthree dimensionsといいます。
アルフ「SFじゃよくあるだろ」
(I've seen that happen before.)
= そういうのが起こるのを以前見たことがある
ドクター・フーとかね。ていうかアルフ、地球のテレビ放送が好きすぎる。
1日中テレビを観て過ごしていそうだ。
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さて、ラッキーはどこへ行ったのでしょうか。次の記事で後半を見ていきます。
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