題名 あなたも美しくなれる Keepin' The Faith
↓先にクイズにささっと挑戦
今日のQuiz
- 西ドイツと東ドイツが統一されたのはいつ?
ストーリー
タナー家はキッチンルームで家族会議中。どうやら出費が増えているようです。何が原因でしょうか。
登場人物
アルフ・・・メルマック星から避難してきた毛もじゃのエイリアン
♠︎ウィリー・・・タナー家のお父さん 地味な風体だが博学で多趣味
❤︎ケイト・・・タナー家のお母さん 家の中でもおしゃれ 料理はあまり得意でない
♦︎リン・・・しっかり者の高校生 ボーイフレンドの変わる頻度が早い
♣︎ブライアン・・・小学1年生くらいの男の子 おっとり・優しい子
セリフ
キャラ名、「日本語吹替え」、(英語セリフ)の順で書いております。吹替えの内容が英語オリジナルと異なる場合もあるので、英語セリフの意味も書いております。
ウィリー「じゃあ、もう一度この請求書をみんなでよく検討してみようか」
(Well, what it boils down to is we've got to take a closer look at our bills.)
アルフ「やあ、みんな何してんのかな」
(Hey. What's going on in here?)
ウィリー「家族会議をねぇ、してるんだよ」
(We're having a family meeting.)
アルフ「おお、なるほど。俺だけ仲間外れか。俺は家族の一員じゃないんだ」
(Oh, I get it. Freeze out the alien. I guess I'm not part of the family.)
freeze out = (人を)のけものにする・締め出す
・・・
・・・
ウィリー「頼む。邪魔しないでくれ」
(We'd like to get back to our meeting.)
=「会議に戻りたいのだが」
アルフ「わかったよ。いつだって俺は爪弾きなんだ」
(Oh, yeah. The meeting I wasn't invited to.)
=「俺が招かれていない会議ね」
ウィリー「大切な家計の話なんだ」
(It's, uh, it's about our family budget.)
アルフ「あんた何心配してんの。俺が話に割り込むと、そう思ってんだ」
(What did you think I was going to do? Dominate the conversation? Be a nuisance?)
=「俺が何をすると思ったの?会話を支配する?邪魔者になる?」
nuisance = 邪魔者、厄介者
ウィリー「いやあアルフ、誰もそんなこと・・・」
(No, ALF, nobody ever suggest...)
アルフ「話をすぐ横道に逸らすから、邪魔っけだと思ってんだろ」
(Throw up a lot of pointless suggestions? Interrupt everybody?)
ウィリー「そうじゃないって」
(Ah, we never said...)
アルフ「どうせ俺はお邪魔虫ですよー」
(Never let anyone get a word in edgewise...)
get a word in edgewise = 話に割り込む
ウィリー「アルフ!」
(ALF!)
ウィリー「いいから君もおいで」(←無理に笑顔で)
(You can come to the meeting.)
アルフ「気が変わった」
(No, thanks.)
ここでオープニングを挟みます
ウィリー「例えば電気料金ひとつ取ってみても今までの3倍に増えてるんだ」
(Let's just take a look at our electric bill for example. It's three times what it used be.)
例文に出てきそうなきれいな文なので、丸暗記してしまいましょう。
リンとケイトが玄関ポーチの電灯や空調について発言した後に続いてアルフが言いました。
アルフ「俺のほうは朝起きたらすぐ止めてるもん」
(And I turn off the dryer as soon as I wake up.)
ウィリー「だからこれは・・・今なんて言った」
(Well, we're just going... The, the dryer?)
= 「それで、私たちは・・・か、乾燥機?」
ウィリー「朝起きてから止めるって、どういう意味なんだ」
(What do you mean turn off the dryer?)
ウィリー「夜は付けっぱなしにしてるのか」
(Why would you even turn it on?)
= 「そもそも、なんで付けるんだ?」
アルフ「独り寝って寝苦しくて」
(To keep me company at night.)
=「夜の時間に付き合ってもらうため」
アルフ「いいじゃん。たった8時間だよ」
(Why? Is eight hours too long?)
=「なんで?8時間は長すぎる?」
ウィリー「もっと寝てるくせに・・・」
(Yes.)
=「そうだよ」(8時間は長すぎる?に対する返事ですね)
アルフ「それじゃ回転をスローにすればいい?」
(What if I just leave it on Delicates?)
= 「デリケートコースにすればいい?」
英語セリフでdryerと言っていますね。これ、ヘアドライヤーかなと思ったのですが、実は洗濯の乾燥機、だと思われます。なぜなら
- アルフの寝床は洗濯室
- 別のエピソードで、夜中に眠れなくて乾燥機を眺めていた
- 第4話でヘアドライヤーのことをhair dryerと言っていた(下記リンク参照)
洗濯室があるって、広い間取りが羨ましい〜〜
この部屋の中で、洗って乾かしてアイロンかけて畳んで・・・の一連の仕事を完結できるのでしょうね。
日本の間取りの部屋であるあるなのは、干し終わった洗濯物の山をその辺にとりあえず山盛りに置いておくとか
雨の日にリビングルームのあちこちに部屋着や下着を干しているとか
生活感丸出し
一気に散らかっている雰囲気になりますよねぇ・・・急な来客も困るからだんだん人を呼ばなくなったりねぇ・・・イヤよねぇ・・・
まあ、無い物ねだりしても仕方無い!
ウィリー「ミュンヘンへ電話したのは誰だ。西ドイツだぞ」←アルフだろ
(Who made this call to Munich? Munich, Germany?)
= この電話をかけたのは誰だ?ドイツのミュンヘンに
this call と言っているのは、ウィリーが請求書を見ながら喋っているからです。ミュンヘンはドイツの都市ですが、この当時は西ドイツと東ドイツは統一前でした。
西ドイツ→ 1949 〜 1990 首都 ボン
東ドイツ→ 1949 〜 1990 首都 東ベルリン
ウィリーが日本語で言っている通り、ミュンヘンは西ドイツの都市でした。このエピソードの初放送が1986年なので、1990年の統一の4年前です。
電話の無駄使いも痛いのですが、アルフの一番の出費は食費。
アルフ「つまり俺は厄介者ってわけだ」
(You all think I'm a parasite.)
ウィリー「誰もそんなこと言ってやしないよ」
(No one thinks you're a parasite.)
アルフ「そいじゃ、ただ飯食いだ」
(All right, a freeloader.)
ウィリー「そのほうが近いな」
(Freeloader is closer.)
ブライアン「居候っていうのは?」
(How about a sponger?)
ケイト「そんな言葉、どこで覚えたの?」
(Where did you ever hear that word?)
ブライアン「ママがアルフのこと、そう言ったくせに」
(That's what you called him last week.)
ケイト「ねえ、あなた、次の項目に移りましょう」
(Let's just settle on parasite and move on.)
= 「"parasite" に決めて、次に話を進めましょう」
parasite = 依存して生活する人、寄生するもの
freeloader = 居候、たかり屋、ただ飯食い
sponger = 人のものばかり使う人、たかり屋
さあ、どの言葉がふさわしいのでしょうね。パラサイトなんて、結構ひどいけど。覚えておいたほうがいいけど使ってはいけないリストに入れておきませう・・・
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日本語吹き替えが相変わらずテンポよく、おもしろいですね。
次は、アルフが反省して新たな行動に出ます。
クイズの答えは分かりましたか?次回もお楽しみに
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