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題名 留守番はまかせて Strangers in the night
タイトルを見た途端、不安でしかない。事情は分からないけどとりあえず任せられません(笑)。
登場人物
アルフ・・・メルマック星から避難してきた毛もじゃのエイリアン
♠︎ウィリー・・・タナー家のお父さん 地味な風体だが博学で多趣味
❤︎ケイト・・・タナー家のお母さん 家の中でもおしゃれ 料理はあまり得意でない
♦︎リン・・・しっかり者の高校生 ボーイフレンドの変わる頻度が早い
♣︎ブライアン・・・小学1年生くらいの男の子 おっとり・優しい子
第1話ではアルフがメルマック星から脱出し、タナー家のガレージに不時着しました。ウィリーが宇宙船を一日で直せなかったら家から追い出すという話でまとまったはずですが・・・
あっという間に居候になっちゃったアルフです。
セリフ
キャラ名「日本語吹替え」(英語セリフ)の順で書いております。吹替えの内容が英語オリジナルと異なる場合もあるので、英語セリフの意味も書いております。
時間帯は夜、ケイトがドレスアップしてお出掛けする準備をしています。
ケイト「リン、早くしないと遅れちゃうわよ」
(Lynn, we're gonna be late for the shower.)
「late for the ○○」←セットで暗記しちゃいましょう。
おや?
We are lateじゃないの?違いは何?
We are lateだと、「すでにこの時点で遅刻している」
We're gonna be late = We are going to be late は、「この調子で進めば遅刻するでしょうね」、つまり日本語セリフの「早くしないと遅れちゃうわよ」はとてもしっくりくる日本語訳なんですね。
アニメ「ふしぎの国のアリス」でも白ウサギが「I'm late, I'm late, I'm late!」と慌てて走っていきます。もう遅刻確定なんでしょうね。
ケイトのセリフをよく見ると「Showerに遅れるわよ」
シャワー?なんですと?
アメリカでは、結婚式前の花嫁さんを囲んだブライダル・シャワーなるパーテーがあるらしいです。そして出産をひかえた妊婦さんのためのベビー・シャワーもあるそうな。元々は女性だけが招待されるもので、ケイトとリンだけがお出かけするので今回も女性だけの集まりのようです。
ケイトが贈り物のラッピングの仕上げにリボンを探しているのですが、アルフがデンタルフロス代わりに使っちゃったよ〜ということで、リボンを諦めます。
ケイト「もういいわ、リボン無しにするから」
(Forget the ribbon. A blender doesn't need ribbon.)
= 「リボンはもういい。ミキサーにリボンは要らない」
ケイトが抱えている箱の中身はミキサーのようです!そしてこの後、ケイトが「wedding party」と言っていたので、新婚生活に使えそうな物を贈るブライダル・シャワーのようですね。
ケイト「あなた、あとをお願いね」
(You have Joanna's number, right?)
= 「ジョアンナの電話番号を持っているよね?」
ジョアンナは女性の名前です。ジョアンナの家に行くのですね。用事があるときは相手宅の固定電話にかけるのです。昔はそれが当たり前でした。
リン「おまたせ どう?ママ」
(Ready. What do you think?)
= 「準備できたわ。どう思う?」
リンは白いドレスを着てママに見せながらWhat do you think?と感想を求めています。
ケイト「よく似合っているわ」
(I love that dress.)
うん、素敵な親子の会話。
ケイトはフクシアパープルのツーピースドレス。5分袖に、ふくらはぎの半分まで隠れるミモレ丈です。長いパールのネックレスが長身でボブヘアのケイトに似合います。
リンは月白色のドレス。同じく5分袖にミモレ丈。二人ともオシャレ。
ケイトとリンが出かける直前に、ウィリーの職場から緊急の呼び出し電話があります。ブライアンとアルフを留守番させるのは心配なので、お隣のラケル・オクモニック夫人に来てもらうことにします。
夫人は夜9時からのスリラー劇場をテレビで独りゆっくりと観られるので喜んで留守番を引き受けます。
一方で、アルフもスリラー劇場がお目当て。でも主寝室に隠れているようにウィリーと約束し、退屈してしまいます。そしてピザを頼んじゃう。
アルフ「ハムデイル通り167だ、グラーチェ。おお、ちょっと待ってちょっと待って。配達の時、庭の樫の木の下に置いといてくんない?」
(One six seven, Hemdale. Grazie. Oh, oh, and listen, uh...could you leave it by the oak tree in the backyard?)
アルフが主寝室のドアを開け閉めしたり、窓から庭に出ようとしたり。その怪しげな物音に気付いたオクモニック夫人が怖くなって夫のトレバーを呼び出します。
トレバー「猫じゃないのか?」
(Maybe it was the cat.)
ラケル「猫が悲鳴あげるはずないでしょ」
(No cat would scream like that.)
トレバー「おまえの顔見たんだろ」
(Maybe it was in heat.)
in heat = 発情期で
家族で観やすいように、日本語訳が練られていますね。感謝感謝。
物音がする主寝室にトレバーが入ろうとします。
トレバー「戻らなかったら、再婚していいぞ」
(If I don't come back, you can start dating.)
= 「もし私が戻らなかったら、デートし始めてもいい(新しい出会いを求めてもいい)」
トレバー、言うね〜
アルフが注文したピザが届きます。ピンポーン
ラケル「ピザを頼んだ覚えは無いわ。お金は払いませんよ」
(I didn't order a pizza and I refuse to pay for it.)
ピザ「いや、構いませんよ。ツケにしておきます」
(Lady, it's already paid for, house account.)
house account とは
お店と常連の客の間で取り決めた信用関係。その場で支払わなくてもよく、後でまとめて支払うシステムのことです。
これを2文字で表すと
ツケ
以上です・・・
次回は第2話の後半です。アルフはオクモニック夫人に見つからずに無事に一晩を過ごせるのでしょうか。
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